おっくんの大好き!シーホース三河ブログ

シーホース三河を愛し応援する男、おっくんと申します。

雲の上の存在の話

おっくんです。

僕はなぜか本を出している人や会社を経営している人を、自分とは違う次元にいる雲の上の存在かのように思う傾向があります。

そのせいで、とある社長さんの話もすべて正しいとずっと鵜呑みにしてきました。

ただ、最近になってそれも違うんだなあと思うようになった次第です。

今までに本を8冊出されている方の話で、その方は会社も経営されているのですが、自分は著者という意識はなく、あくまでも自社の経営者という感覚しかないと話されていました。また、経営者なんていうものはフリーターと同じ何だよとも話されていました。自分の会社が潰れそうになって国に助けを求めたところで、どうぞ潰れてくださいと言われるだけだと。明日どうなるか保障がない点ではフリーターと変わらない。保障の点で見れば会社員の方が圧倒的に手厚い。

また、会社員は休みの日は休みなんだけど、経営者には休みがないと。物理的に休暇はあるとしても、24時間365日経営のことを考えていて、常に次の一手を考えていかないと続かないということ。それに比べて会社員は休みの日になれば仕事のことなんか考えない。まあ考えている人もいるかもしれないけど。少なくとも僕は一ミリだって考えてない。

今までずっと尊敬してきた社長さんも、よく著者仲間という言葉を使うけど、本の印税だけで暮らせているわけでもないし、本を出したぐらいで何か自分が特別な存在かに聞こえるが、今の時代は電子書籍でも出版できるし、ハードルは下がっている。

ということで、今まで雲の上の存在として見てきた人はめでたくただの人に格下げになったのである。