おっくんの大好き!シーホース三河ブログ

シーホース三河を愛し応援する男、おっくんと申します。

不安の話

どうも、おっくんです。

 

うちの職場はだいたい3年くらいで部署異動の希望が出せます。

短い人だと、2年でよその部署に引き抜かれたり、飛ばされたり。

僕も異動は何度か経験しているのだけれど、

これがなかなか大変なのです。

場合によっては転職しているようなもの。

仕事内容も変わるし、周りには知っている人が一人もいないし。

初めての異動では本当に苦労しました。

「無理っぽいです」と上司に自己申告しました。

僕は毎回苦労しているのですが、

他の人はあたかも以前から担当していたかのようです。

なんなくこなしているように見えます。

 

例えば、能力と努力をそれぞれ5段階で評価するとします。

それで仕事などの成果は能力と努力の掛け算だと考えます。

能力が1の人であっても、5の努力をすれば成果は5となります。

ですが、能力が5や4のひとが5の努力をしたとすれば、

20や25になってしまい、能力1の人では追いつけません。

最近このことをすごく実感しています。

自分では努力しているんです。

ただ周りの人たちの能力が高すぎます。

僕から見れば、4や5の人ばかりだと思わざるを得ません。

自分も昔は自身の能力を4や5だと思っていました。

ですが、それは勘違いだったのです。

まさか自分の能力が1か2程度だったとは。

 

上司が僕を励ます意図でこんなような言葉を常々かけてくれていました。

「1年目や2年目の子ができるんだから、ベテランの君にできないわけがない」

この言葉は僕を後押しするどころか、追い詰める言葉になっていたのです。

「ベテランだからできて当たり前」

僕は今までいくつもの部署に所属してきましたが、

業務量が多くて大変な部署に所属したことはなく、

ベテランと言ったって大した経験があるわけでもありません。

ただ単に年数を重ねただけ。

年食ってるだけ。

正直言って、1年目や2年目の人たちの方がよほど使えます。

 

今年の4月に新しい部署に異動したわけですが、

ここまでのところはゆるゆるとやってきました。

ここからが自分の担当の仕事が本格化していきます。

未知の領域です。

僕はどちらかというと、転ばぬ先の杖を用意し、

石橋を叩いて渡るタイプです。

できるだけ先回りして準備し、当日ミスしないようにしたい性格です。

でも、ここからはそれがなかなか通用しなさそうです。

めちゃくちゃ不安です。

ミスをして、「こいつはダメだ」と思われるのがイヤなのか。

根っこの部分はなんなのだろう。

 

もっと能力のある人間に生まれたかったなあ。

 

それではまた。