おっくんです。
僕が通っていた中学校では、体験入部がありました。
確か5日間あって、好きな部に1日ずつ行く感じだったと思います。
僕は小学校の卒業文集に「入るぞ、運動部」などと書いていました。
小学校の時は野球が好きで、近所の友達ともやってました。
なんか軽く振ってホームラン打つところとか。
あと、「かっとばせ、キヨハラ君」という漫画が好きで、
それきっかけでなぜか桑田投手もお気に入りでした。
そんな僕なので、体験入部では真っ先に野球部に行きました。
でも、なんか違ったんでしょうかね。
1日目以降は行きませんでした。
その後行ったのがブラスバンド部です。
今となっては何きっかけで行ったのか覚えていませんが。
友人のお兄さんがブラスバンド部だったからかな。
ブラスバンド部が楽しくて、結局残りの日はすべて行ったと思います。
そしてそのまま入部です。
1年生の秋ごろまでは体力づくりで楽器は触らせてもらえません。
グラウンドを走ったり、腹筋をしたり。
懐かしいですね。
どこも似たようなものかもしれませんが、
ブラスバンド部はほぼほぼ女子で、同学年の男子は3人だけです。
担当する楽器を決める時も、僕には選択権はありません。
自動的にチューバになりました。
金管楽器の一番デカいやつです。
先輩からはあまり教わっていません。
というか、ほぼ何も教えてもらっていません。
今思えば、こんなので上手くなるわけありませんね。
さらに、僕は練習態度もいま一つな部員でした。
あと、譜面にコードを振らないと読めないという。
そんな僕ですが、部長に立候補してしまいます。
部長は男子がやらねば、そんな意味不明な想いがあったのです。
めっちゃ頼りない部長です。
もっと適任な人がいたと思います。
というか僕は全然向いてないです。
クラスではおとなしいキャラでしたが、
部活では結構好き放題に振る舞っていました。
どちらかというと、部活の方が本来の自分のキャラではないかと。
こんなダメ部長率いるブラスバンド部でしたが、
3年の時に出たコンクールでは金賞を受賞しました。
もう一つ順位が上だったら県大会に出場で来ていたのですが。
いわゆる「ダメ金」というやつです。
今思い返すと、
部長はやるんじゃなかった、
もっと一生懸命練習すればよかった、
ちゃんと指導してくれる人がほしかった、
そんな事を思います。
もう元には戻れませんが。